うちわ1500枚でパブリックビューイング バスケ女子・山本麻衣選手の出身中学OBが企画
2024年7月30日 17:31
パリ五輪のバスケットボール女子日本は、予選リーグ初戦でアメリカに敗れ、黒星スタートとなりました。予選リーグは、あと2試合。前回の東京五輪で銀メダルを獲得した日本は、決勝トーナメント進出に向け、負けられない戦いが続きます。
山本麻衣選手の応援うちわ
先制点を取られた日本ですが、豊橋市出身の馬瓜エブリン選手が妹ステファニー選手のアシストから得点し、追いつきます。
そしてスリーポイントを最初に決めたのは、名古屋の桜花学園高校出身、山本麻衣選手(24)。
体格で勝るアメリカに持ち前のスピードで食らいつく、日本。
前半を終えた時点で11点差。後半に入ると、さらに点差は広がります。
豊橋市出身、キャプテンの高田真希選手らがスリーポイントを決めますが、76対102で敗れました。
津島市のパブリックビューイングの告知
8月1、4日に津島市でPV
山本麻衣選手が3年間を過ごした愛知県津島市の藤浪中学校には、山本選手を応援する横断幕が掲げられています。
藤浪中学校OB会の野口佳男さんは山本選手について、中学時代からひときわ目立つ選手だったと振り返ります。
Q:地元や母校の皆さんにとって山本選手はどんな存在?
「中学校のときから全国の大会で活躍していたので、このままケガとかなければ、オリンピック出られるねっていうような頑張ってる選手だったので、ヒーローですね」(野口さん)
そんな山本選手を応援するため、地元の企業も巻き込んで、応援するイベントを開催します。
「8月1日と4日に津島市の文化会館でパブリックビューイングを開催して、津島からエールを送りたいと思っております」(野口さん)
山本選手の出身中学OBの野口佳男さん
「子どもたちに夢と希望を」
8月1日と4日のいずれも午後6時から、市の文化会館でパブリックビューイングを実施。そして、会場をさらに盛り上げる準備も。
Q:ほかに応援する準備などは?
「麻衣ちゃんのうちわを作ってこれでみんなで応援しようと思ってます」(野口さん)
Q:いくつくらいご用意?
「1500枚作りました」(野口さん)
世界の舞台で活躍する地元のヒーローを全力で応援する野口さんには、こんな思いが。
「先輩が頑張っている姿を見て、それに続く子どもたち生徒たちに、夢と希望をもってもらいたい」