3年前メダルかじった名古屋市長にパリ銅メダリスト大岩義明選手が訪問 今回は…?
2024年8月16日 16:49
パリオリンピック馬術で銅メダルを獲得した自称“初老ジャパン”のメンバー大岩義明選手(名古屋出身)が、名古屋市の河村たかし市長を表敬訪問しました。
名古屋市の河村市長を訪ねたパリ五輪総合馬術団体銅メダリストの大岩義明選手(右)
パリオリンピックで、馬術競技としては92年ぶり、団体では史上初のメダル獲得という快挙を成し遂げた平均年齢41.5歳の「初老ジャパン」。
ヴェルサイユ宮殿の壮大な庭園を舞台に、見事な手綱さばきを世界に見せつけました。
4人の活躍は、日本中の同世代の“ナイスミドル”たちに夢と希望を与えました。
その中でも最年長の48歳、名古屋市出身の大岩義明選手が河村名古屋市長にメダル獲得を報告しました。
「92年ぶりの悲願でしたので、オリンピック5回目にしてようやくメダルを持ち帰ることができて、今本当にほっとしているところです」(大岩選手)
「ご立派なこと。サンキューベリーマッチ」(河村たかし市長)
大岩選手は現在、イギリスのロンドン近郊に住んでいますが…。
「ヨーロッパに渡って23年がたち、人生の半分がヨーロッパになってしまった。馬術のトレーニングと競技に行く毎日。意外といろんなところに行っていない」(大岩選手)
名古屋市役所でメダル獲得を報告する大岩義明選手
河村市長「メダルあんま近づけるとよ…」
3年前の東京オリンピックの後、メダリストの表敬訪問の際に金メダルをかじり物議をかもした河村市長。今回は――。
河村市長「金メダルじゃねーけど、金メダルあんま近づけるとよ…」
大岩選手「どうなりますか」
河村市長「いやいやいや、いろいろややこしい」
大岩選手は4年後のロサンゼルスオリンピック出場の目標とともに、馬術の普及にも取り組んでいきたいと話します。
「もちろん違う色のメダルに挑戦したい気持ちはある。子どもたちが入りやすい環境をつくりたい。子どもたちが動物に触れて一生懸命競技するだけでなく、動物と一緒に育っていくことの良さを広げたい」(大岩選手)