豊かな表情や繊細さが魅力…アメリカに輸出された西洋人形など208点を展示 横山美術館で企画展 名古屋

2024年9月13日 17:26

陶磁器で作られた人形、「陶人形」を集めた企画展が名古屋市東区の美術館で始まりました。

 横山美術館で始まった企画展には戦後、アメリカに輸出された陶人形208点が展示されています。

 ロココ風の西洋人形のほか、人形をかたどったボトル、絵画やイラストを立体化したものなどがあり、多くが1950年代から80年代ごろに作られた瀬戸焼だということです。

 当時アメリカではヨーロッパからの移民が多く、ヨーロッパ風の人形の需要が高かったといい、瀬戸焼は質が良く比較的安かったため日本から輸出されました。

 美術館では「丹念に仕上げられた豊かな表情や指先の繊細さなど色あせない陶人形の魅力を楽しんでほしい」としています。

 この企画展は12月15日まで開催されています。

 

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