合掌造り家屋を移動 「曳家」作業を一般公開 ふるさと納税で寄付を募り修復中 岐阜県飛騨市

2024年9月15日 12:20

岐阜県飛騨市で、明治時代に建てられた合掌造りの家屋の修復作業の様子が一般公開されました。

 飛騨市宮川町の考古民俗館に展示されている合掌造りの「旧中村家」は明治初期に建てられました。

 土台が傾くなど損傷がひどく、飛騨市がふるさと納税などでおよそ6千万円の寄付を集め、7月から修復工事を始めました。

 15日は家屋を横に移動させる「曳家」という作業が公開されました。

 重さおよそ70トンの家屋をレールを使い、2日かけて40メートルほど移動させます。

 移動させた後、土台の工事を行い家屋を元の場所に戻します。

 「曳家」の作業は明日も一般公開されます。

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