南海トラフ地震 発生時の重症者数は12万人にも 「救急搬送」の課題を話し合う 名古屋

2024年9月15日 18:40

南海トラフ地震が発生した際に負傷した人の救急搬送について考えるシンポジウムが、名古屋で行われました。

 シンポジウムは、救急搬送に携わる病院関係者らで構成する「日本搬送学会」の設立を記念して行われました。

 南海トラフ地震では、被災地域の重症者数は12万人だと予測されています。

 愛知県内にある救急車の数はおよそ290台、名古屋市ではおよそ60台です。

 民間の事業者やタクシーなども救急搬送に加わる必要性について話し合われました。

 愛知県長久手市に本部を置く日本搬送学会では、救急搬送の改善につながる提言などを行いたいとしています。

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