石破新内閣が本格始動 初入閣の武藤経産大臣「非常に責任重い」新内閣に東海地方選出の議員の受け止めは
2024年10月2日 16:31
石破新内閣が本格始動。各省庁では、新たに任命された大臣が初登庁しました。東海地方選出の国会議員の受け止めは―。
2日、各省庁では、新たに任命された大臣が初登庁しました。
午前9時半、経済産業省に初登庁したのは、武藤容治大臣です。
「非常に責任は重いけど、しっかり頑張っていきます」(武藤大臣)
岐阜3区選出で2005年に初当選し、現在5期目。曽祖父の代から4代続く政治家一家で、石破政権で初入閣を果たしました。
新旧大臣の引継ぎ式では、前の齋藤健大臣とともに引き継ぎ書に署名し、互いに握手を交わしました。
引き継ぎ書を受け取った武藤大臣は――。
「本当に重責なので重いです。1トン以上あります。ご指導いただきながらしっかり頑張っていきたい」(武藤大臣)
「いま本当に日本経済の変わり目なので、おかしくならないようにお願いしたい」(齋藤大臣)
立憲民主党 愛知3区 近藤昭一 衆院議員
“短期決戦”となる衆院選
1日、発足した石破新内閣。東海地方選出の国会議員の受け止めは―。
「私としては石破さんとずっと政治を共にしてきた。個人的な見解からすれば、万感の思いがありまして今後期待したいと思っています。(内閣について)初入閣の人も思った以上にたくさん出たので新鮮味は出てくると思う」(自民党 愛知11区 八木哲也 衆院議員)
また、“短期決戦”となる衆院選については――。
「みんな慌てているでしょうね。私もそうなんですけど。これはお互いの駆け引きの部分もあるような気がしております。それまでの間にしっかりどういう議論をしていくのかということが大切なような気がしております」(八木哲也 衆院議員)
立憲民主党 政調会長 愛知12区 重徳和彦 衆院議員
野党の反応は――
「石破さんは自民党を変えるというか、裏金問題や旧統一教会との関係、自民党を刷新する、改革するとおっしゃっていたはずなのに、ご自身が変わってしまったんではないか。予算委員会を開いて与野党が議論する。議論した中身を見ていただいて、解散総選挙。有権者の皆さんの信を問うとこういうことをおっしゃっていたはず。そうした余裕も審議もすることもなく解散総選挙に行くのは問題」(立憲民主党 愛知3区 近藤昭一 衆院議員)
「石破さんの良さでもあったはずの、自民党内の野党的なこれまでの発信、これが人気を博してきたと思うが、いざトップに立つとあの自民党を変えるというのは、とてもじゃないけど石破さんの力量では無理じゃないかと既に私は感じています。こちらは受けて立ちますけど、国会での肝心な論戦がすっ飛ばされた形で、“野田対石破”のがっぷり四つの論戦を心待ちにしていた、そして与党と野党、次の政権どっちがいいのか見極めようとしていた有権者の皆様方を完全に裏切ることだと思います」(立憲民主党 政調会長 愛知12区 重徳和彦 衆院議員)