前職の内田氏が現職破り返り咲く 愛知・岡崎市長選 

2024年10月7日 03:00

任期満了に伴う愛知県の岡崎市長選挙の投開票が6日に行われ、前職の内田康宏さん(71)が現職を破り市長に返り咲きました。

 岡崎市長選挙にはいずれも無所属で、現職の中根康浩さん(62)、前職の内田康宏さん(71)、新人の昼田浩一郎さん(36)、新人の冨田靖成さん(51)の計4人が立候補しました。

 6万8488票を獲得した前職の内田さんが、現職の中根さんを約8200票差で破り当選を果たしました。

 内田さんは「この地域はものづくりで栄えた所ですから、その路線はしっかり守ります」「市民生活をもっと豊かにしていきたいと思いますし、あわせて観光産業をもう1つの経済の柱に確立したいと思います」と話しました。

 当選した内田さんは、前回2020年の市長選で中根さんに敗れていますが、2012年から2期8年、岡崎市長を務めた実績などを訴え、4年ぶりに市長に返り咲くことになりました。

 今回の市長選の投票率は53.47パーセントで、前回に比べて3.78ポイント減りました。

 

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