ノーベル平和賞を受賞の日本被団協 「被爆証言をもっと広めることが大事」愛知・岐阜の関係者が心境語る

2024年10月12日 18:19

今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の東海地方の関係者から受賞の喜びの声が上がっています。

 岐阜市では日本被団協の事務局長を務める木戸季市さん(84)が会見を開き心境を語りました。

日本被団協・事務局長 木戸季市さん(84)
「(受賞は)驚いている。核兵器も戦争もない世界が実現するという社会を人々が作っているというのを感じます。」

 一方、名古屋市では、被爆者団体、「あいち被爆者支援ネット」の総会が開かれ、およそ30人が参加しました。

日本被団協・東海北陸ブロック代表理事 金本弘さん(79)
「うれしい。きのうから涙が出てしょうがない。色々なことや人を思い出すので。被爆証言をもっと広くやっていくことが一番大事で根幹にないといけないと感じた」」

「あいち被爆者支援ネット」では、核兵器の廃絶を訴える活動を今後も続けていきたいとしています。

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