中部電力が中間連結決算を発表 純利益は約53%減少も過去3番目の高水準 通期の業績予想は上方修正

2024年10月29日 21:46

中部電力は2024年度の中間連結決算を発表しました。最終的な利益は前の年の同じ時期に比べて約53%減りました。

 中部電力の今年4月から9月までの売上高は、去年の同じ時期と比べて750億円減り、1兆7664億円となりました。

 経常利益は1893億円減り1879億円、純利益は1645億円減り1469億円となりました。3年ぶりの減収減益です。

 要因として、パワーグリッドで需給調整費用が増加したことなどがあげられました。

 中部電力によりますと、過去最高となった昨年度の純利益からは52.8パーセント減となりましたが過去3番目の高い水準だということです。

 また、来年3月期の業績予想は、経常利益は2150億円から2750億円に、純利益は1700億円から2100億円に引き上げました。

 夏場の気温が高く推移したことで冷房設備の稼働が増えたことなどが追い風となっています。

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