「刃物の町」で日本刀の打ち初め式 1300℃に熱した玉鋼を叩く「折り返し鍛錬」を披露
2025年1月2日 17:42
「刃物の町」として知られる岐阜県関市で、新春恒例の日本刀の打ち初め式が行われました。
関市では、毎年1月2日にこの先1年の刃物産業の繁栄と無事を祈り、打ち初め式が行われています。
2日は、鎌倉時代から伝わる伝統の技法で、刀匠たちが日本刀の原料になる玉鋼を1300度に熱したうえ、叩いて不純物を取り除く「折り返し鍛錬」が披露されました。
烏帽子に白装束姿の刀匠が、槌を振り下ろすたびに周囲に火花が飛び散る様子を、訪れた人は歓声を上げたり写真を撮ったりしながら見守っていました。