「刃物で切られた」 岐阜市の路上で男性が腹部に重傷、近くの小学校は保護者が付き添い
2025年1月24日 16:26
岐阜市の路上で24日朝、腹部に大けがをして倒れていた男性は「男に切られた」と話したということで、警察が行方を追っています。
「長野の件があったから怖いですね」(近所の人)
24日朝、岐阜市の路上で、腹部に大けがをした男性が倒れているのが見つかりました。
現場はJR岐阜駅から北に約4km離れた住宅街で、岐阜北消防署の目の前です。
警察によりますと、午前7時前、通行人の男性から「男性が刺された感じ。犯人はいなさそう」などと110番通報がありました。男性は重傷とみられていて、市内の病院に運ばれましたが、搬送時には意識はあったということです。
男性は警察に対して、「男に刃物のようなもので切られた」と話したということです。
また、現場付近で刃物が見つかったということですが、犯行に使われた凶器かどうかは、わかっていません。
現場近くの小学校は保護者が付き添って下校
子どもの保護者「九州、長野に続いて…」
近所の人によりますと、午前7時ごろに現場周辺で会話や大きな声を聞いたということです。
「(会話が聞こえたのは)午前7時よりも前だと思いますけど、内容は全然分からないですけど、会話というよりも大きな声だった。朝は静かなので響く。(外へ見に行った)主人が戻ってきて『人が刺された』と」(近所の住民)
「小さい子どもがいるので心配。なるべく鍵を閉める」(近所の人)
事件を受けて、現場周辺の小学校では、児童を保護者に引き渡して下校させるなどの対応をとっています。
「SNSのニュースで知ってびっくりした」(児童の保護者)
「九州でも起きて長野で起きて、今度は岐阜で起きてしまったので不安」(児童の保護者)
警察によりますと、逃げた男は身長約165cm、黒い服に白いマスクをしていて、東の方向へ逃げたということです。
警察は殺人未遂事件として、逃げた男の行方を追っています。