御嶽山 気象庁が火山性地震は次第に減少と発表 火口周辺警報は継続

2025年1月24日 16:31

気象庁は、24日午後4時、岐阜県と長野県の県境にある御嶽山について、21日の火山性微動の発生に伴って増加した火山性地震は、次第に減少していると発表しました。

御嶽山 気象庁HPより

 火山性地震の1日あたりの回数は、速報値で、22日36回、23日8回、24日は午後3時までで1回でした。

 また、22日以降、火山性微動は観測されていません。

 山体の膨張を計る傾斜計とGNSS連続観測では、22日以降火山活動によるとみられる地殻変動は認められません。

 「火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)」は継続するとしています。

 気象庁は、御嶽山では火山活動が高まっていて、地獄谷火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとして、地元自治体等の指示に従い危険な地域には立ち入らないよう、警戒を呼びかけています。

 

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