御嶽山の火山性地震、気象庁「次第に減少している」 噴火警戒レベル2は継続し警戒呼びかけ
2025年1月27日 16:56
気象庁は27日午後4時、御嶽山の火山活動の状況について、21日の火山性微動の発生に伴って増加した火山性地震は、次第に減少していると発表しました。
御嶽山(気象庁HPから)
火山性地震の1日あたりの回数は、速報値で25日3回、26日2回、27日は午後3時までで1回でした。回数は次第に減少しています。
22日以降、火山性微動は観測されていません。
山体の膨張を測る傾斜計及とGNSS連続観測では、22日以降、火山活動によるとみられる地殻変動は認められないということです。
気象庁は、引き続き「火口周辺警報(噴火警戒レベル2・火口周辺規制)」を継続するとしています。
御嶽山では、火山活動が高まっており、地獄谷火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があると言うことです。
気象庁は、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないよう警戒を呼びかけています。
次の新しい情報は28日午後4時頃発表の予定で、火山活動の状況に変化があった場合には、随時発表するとしています。