ネクスコ中日本管内の高速道路でETCが使えない障害続く 渋滞発生受けETCレーンを開放する措置も
2025年4月6日 19:10
ネクスコ中日本が管轄する高速道路の一部のインターチェンジで、6日未明以降ETCが利用できない状態が続いています。
ネクスコ中日本によりますと、ETCを制御する設備に障害が発生した影響で、6日未明から、東名高速や東名阪道、伊勢湾岸道などの一部のインターチェンジでETCが使えなくなっています。
また、ETC専用のスマートインターチェンジでは、閉鎖されるところが相次ぎました。
当初インターチェンジでは一般レーンで出口の処理を行ったため本線まで延びる渋滞が発生し、ネクスコ中日本は午後1時半ごろから順次ETCレーンを開放する対応をとりました。
出口での情報が読み込まれないため、通行料金についてネクスコ中日本は、ホームページに専用フォームを設け、そこで精算の手続きをしてほしいとしています。
復旧のめどは立っていないということです。
愛知県では渋滞が関係したとみられる事故が発生しました。
警察によりますと、豊橋市の東名高速下りで、渋滞の列を避けようとしたトラックが別の車に衝突したことをきっかけに5台が絡む事故となりました。
4歳と13歳の子どもを含む計8人がけがをしました。
このうち1人が足の骨を折る重傷、7人が軽傷です。
この事故を含め愛知県内では、システム障害による渋滞が関係したとみられる事故が少なくとも5件発生したということです。
【追記】
愛知県内でシステム障害による渋滞が関係したとみられる事故は6件となりました。