「他の人はどうなっても良かった」という趣旨の供述 放火の疑いで逮捕された男 岐阜県高山市  

2024年8月12日 12:40
岐阜県高山市のアパートで起きた2人が死亡した火事で、放火の疑いで逮捕された男が「自殺しようと火をつけた。他の人はどうなっても良かった」という趣旨の供述をしていることが分かりました。
 現住建造物等放火の疑いで逮捕・送検された高山市大新町の無職、森江琉聖容疑者(23)は8日、自分が住むアパートの部屋に放火した疑いがもたれています。

 森江容疑者は他の住人と騒音をめぐるトラブルがあり、捜査関係者によりますと、出頭後の調べに対し「自殺しようと火をつけた後、首をつろうとしたが怖くなって逃げた。他の人はどうなっても良かった」という趣旨の供述をしていたということです。

 また、焼け跡から見つかったアパートの住人とみられる2人の遺体を司法解剖した結果、死因は一酸化炭素中毒で刃物などで傷つけられたような跡はなかったということです。

 警察が引き続き経緯を詳しく調べています。
 

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