熱田神宮の玄関口に、名古屋めしやスイーツなどが味わえる商業施設が9月オープンします。

　「名鉄神宮前」駅の西に、来月6日第1期のオープンを迎える「あつたnagAya」は、名鉄が駅前のにぎわい創出を目指して開発を進めてきました。

　愛知県の木を使った木造平屋建ての3棟の建物が建てられ、第1期は熱田の老舗和菓子屋店や伊勢神宮前に本店を構える、日本初のジェラ餅専門店の2号店など、13店舗とワゴン、キッチンカーがオープンします。

　このうち「あずき茶屋亀屋芳広」では、職人さんこだわりのあんこを使った焼きたての団子などを楽しむことができます。

　「うちはあんこが強みなので、あんこを生かした団子の食べ歩きが一つ。もう一つは、和菓子を作る体験を用意している。和を感じていただく、熱田神宮の前で和菓子を体験することが強みだと思う」(亀屋芳広　花井芳太朗社長)

　「施設だけでなく、このエリアをぐるっと回っていただけるような、観光の拠点になるようなところに、なってもらえるといいかなと思う」(名鉄 まちづくり推進部　後藤俊之さん)

　「あつたnagAya」は、今年12月までに、さらに3店舗やワゴン、キッチンカーが開業する予定です。