岐阜県と長野県を結ぶ中部縦貫道の安房峠道路のトンネルで、車の衝突事故を想定した訓練が行われました。

　中部縦貫道の安房峠道路は岐阜県高山市と長野県を結ぶ自動車専用の有料道路で、全長5.6kmのうち約4.4kmが「安房トンネル」となっています。

　訓練は車の衝突事故が起きたことを想定し、トンネル内を片側交互通行にして岐阜・長野両県の消防署や警察から80人が参加して行われました。

　トンネル内に設置してある消火ホースによる初期消火の訓練や、「スプレッダー」と呼ばれる工具で衝突した車のドアを開け、中に取り残されている人を救助する訓練が行われました。

　参加した人たちはいざという時に備え、連携の手順などを確認していました。