東京・江東区のマンションの一室で80代の母親と50代の息子とみられる、切り傷などがある遺体が見つかりました。部屋には鍵が掛かっていて、第三者が関与した可能性は低いとみられています。 　28日午後2時ごろ、江東区森下のマンションの一室で住人の親族から「連絡が取れない」と警視庁に通報がありました。 　警察官が駆け付けたところ、部屋の中で首や胸に切り傷などがある男女が倒れているのが見つかり、ともに現場で死亡が確認されました。 　警視庁によりますと、床には包丁が落ちていましたが、当時部屋には鍵が掛かっていたことから、第三者が関与した可能性は低いということです。 　この部屋には80代の女性が1人で住んでいて、警視庁は死因を調べるとともに、遺体はこの女性と別の場所に住む50代の息子とみて、身元の確認を急いでいます。