来年春オープンの中日ビル 24階から32階に栄エリア初の超高層ホテルも、内覧会開催

2023年8月1日 19:51
名古屋・栄の中日ビルが、超高層ビルへと生まれ変わります。来年春のオープンを前に1日、内覧会が行われました。

来春オープンの中日ビル(名古屋・栄)

 栄の街の一角にそびえたつ大きなビル。

 2019年に老朽化によって閉館した中日ビルが4年の時を経て、新たな姿に生まれ変わります。

 2024年春の開業を前に、1日竣工式と内覧会が行われました。
 

地下から3階は吹き抜けに

アウトドアなどの趣味や文化のお店がオープンする予定
 まずは、ショップやレストランが入る地下1階。

「地下1階は栄の地下街とつながっています。地下から見上げると3階まで吹き抜けになっています」(上坂アナウンサー)

 詳細は明らかになっていませんが、地下1階から3階までには飲食店のほか、ブックラウンジやアウトドアなどの趣味や文化のお店がオープンする予定です。
 

中日文化センターも

旧中日ビルにもあった中日文化センターも
 そして、4階と5階には、旧中日ビルにもあった中日文化センターや「全国物産観光センター」が入るということです。
 

ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋(完成イメージ)

栄エリア初の超高層ホテルがオープン
 新しくなった中日ビルは約158m。旧中日ビルに比べて約3倍の高さになっています。

 高層エリアの24階から32階にできるのは栄エリア初の超高層ホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」です。
 

24階につくられた日本庭園

日本庭園でお出迎え
 フロントのある24階では――

「エレベーターを降りると日本庭園が広がっています。海外からのお客さんはここで降りて、まず和を感じることができます」(上坂アナウンサー)

 また――

「この地方の作家さんがつくるアート作品が飾られ、奥に茶室スペースもあります」(上坂アナウンサー)

 ホテル内には高級中華料理店などのレストランも出店します。

 ホテルは、2024年2月20日開業予定で、宿泊予約は1日から受け付けています。
 

「三英傑」をモチーフにしたアート

「三英傑」をモチーフにしたアートが2階ロビーに
 さまざまな施設が入る新しい中日ビル。

 9階から22階はオフィスフロアとなります。

 オフィスフロアにつながる2階のロビーには「三英傑」をモチーフにしたアートが飾られます。
 

旧中日ビルの「夜空の饗宴」の一部は6階に

旧中日ビルのモザイクアートの一部は新ビルにお引越し
 中日ビルの“アート”といえば、旧中日ビルの天井にあったモザイク画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

 そのモザイク画が――

「旧中日ビルの天井に掲げられていたモザイクアートですね。新しい中日ビルでは6階の中日ホール横の壁画として見られるところにあります」(上坂アナウンサー)

 旧中日ビルの「夜空の饗宴」その一部が新しい中日ビルに“お引越し”。

「近くで見ると、光沢感をより感じる。遠くだとキラキラ輝いた夜空に見えますし、中日ビルの歴史と伝統がここに刻まれている感じがしますね」(上坂アナウンサー)
 

7階の屋上広場

開放感ある”絶景”の屋上広場
 そして、上坂アナウンサーが最も注目したのは7階の屋上広場です。

「すごい開放感!目の前には中部電力ミライタワーが見えます。名古屋の街ってこんなに緑が多かったんですね」(上坂アナウンサー)

 旧中日ビルの高さと同じ地上約40mの7階には屋上広場が。

 ウッドデッキの中央には円形の芝生もあります。
 

屋上広場にはステージも

屋上広場にはステージも
 またこんな場所も――

「簡易的なステージになっていますね。栄の町並み、青空が近くで見えるところで、芝生も敷かれ、リラックスできる憩いの場ですよね。ウルフィとイベントやりたいですね。絶対楽しい時間がすごせそうな」
「栄ってこんな深呼吸したくなるような街並みでした?いつも下を歩いているので、感じませんでした」(上坂アナウンサー)

 新しく生まれ変わる中日ビル。

 中部日本ビルディングの井戸義郎社長は――

Q.中日ビルを中心に栄の街がどのように進化・発展していくことを期待していますか?(上坂アナウンサー)
「名古屋は名古屋駅と栄と2つ中心があって、人が集まることの楽しさがあると思う。いろんな形の情報発信も含めて、みなさんが集まって楽しめて憩える、情報の発信の場にもしていきたい」(中部日本ビルディング 井戸義郎社長)

(8月1日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
 

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