開幕したばかりのグランプリシリーズ。今週末に行われる第2戦のカナダ大会には、地元愛知のスケーター2人が出場します。昨シーズンのファイナル銀メダリスト山本草太選手は、準備が「トトノイ」ました！

　週に1回のサウナが何よりの癒し、中京大学の山本草太選手、23歳。

山本選手：
「サウナに行くと頭もスッキリして、また次の日からも頑張ろうと思える。サウナは自分にとっていい循環を与えてくれる」

　2022年からハマった趣味が功を奏し、昨シーズンは大躍進！

　グランプリシリーズで初めて表彰台に上ると、世界一を決めるファイナルで銀メダルを獲得しました。

山本選手：
「昨シーズン自分が目指している結果や試合に出場出来て、すごく幸せでしたし、世界のトップと戦えるのがすごく楽しいと思えた」

　さらに飛躍を狙う今シーズン。掲げたテーマは「ＮＥＷ草太」

　今まで演じたことのないアップテンポなジャンルに挑戦したのが、ショートプログラムの「カメレオン」。

山本選手：
「今まで自分がやってきた表現の仕方や表情のつけ方、足の置き方1つでさえも今までとは全然違うスケートになっている」

　手がけたのは、世界的振付師のデビッド・ウィルソンさん。

　羽生結弦さんをソチオリンピック金メダルに導いたプログラムを振り付け。

　これまで数々の名スケーターとタッグを組んでいます。

デビッドさん：
「カメレオンは周囲の色に合わせて自分の体の色を変えることができる。『ＮＥＷ草太』を作ろうとしている」

　ＮＥＷ草太で挑むグランプリシリーズ。

　「カツ」丼でゲン担ぎをし、準備は「トトノイ」ました！

山本選手：
「今シーズンもGPファイナルを目指して、全力で頑張っていきたい」

　そして、4年連続グランプリシリーズ出場の中京大学・松生理乃選手。
　
　実は昨シーズン、体調不良で結果を残せず、当初、2023年のエントリーはありませんでした。

松生選手：
「今シーズン、国際試合がなくなってみて、やっぱり自分は出たかったんだなというのを改めて感じた」
　
　悔しさを抱えながらも、国内大会で結果を出した松生選手。
　
　すると、急遽カナダ大会へ追加招集が決定しました。

松生選手：
「(出場が決まって)うれしいのと緊張が入り混じって変な気持ちだったけど、すごくうれしかったです。回ってきたチャンスなので、しっかり大切にして今、自分ができる精いっぱいをしっかり出したい」

(10月25日 15:40～放送 メ～テレ『ドデスカ！＋』じもスポ！コーナーより)