24日は愛知県のほとんどの学校が休みということで大にぎわいの動物園、そして友達と元気に過ごした子どもたちもいました。

　愛知県では27日までの「あいちウィーク」の期間中、「学校ホリデー」として幼稚園や学校が平日1日休みになります。

　約9割の学校が24日を休みにしました。

　名古屋市の東山動植物園は「学校ホリデー」の24日、好天にも恵まれ、園内は大にぎわいでした。

来園者：
「公園に行くつもりだったが（子どもが）動物園に行きたいと。学校関係なので休み。びっくりしました。思ったより（人が）多かった」
「（何が一番楽しみ？）ホッキョクグマ」

　お出迎えする動物たちもきょうは元気いっぱい。

　コアラは木からジャンプする珍しい姿を披露。

　レッサーパンダは後ろ足をパタパタと動かしたり、おもちゃに夢中になって遊んだりする姿を見せ、来園者も興奮していました。

　学校ホリデーに合わせ、マスコットキャラクターの「ズーボ」と一緒に写真が撮れるイベントにも多くの人が並んでいました。

石井祐里枝アナウンサー：
「ズーボと写真撮影をするとこのような動物たちのポストカードがプレゼントされるということです」

来園者：
「写真をたくさんもらった。楽しかった」
「ズーボを見に来た。モフモフだった」

　名古屋市熱田区の船方学童保育所の子どもたちが午前中から向かった先は公園です。

学童を利用する子ども：
「ブランコと鬼ごっこをする」

　普段は38人の子どもが放課後に利用していますが、学校ホリデーの24日は約半数の18人が利用しています。

　子どもたちは元気いっぱい、鬼ごっこにキックベース。

　学童を利用する友達と服を汚しながら楽しそうに遊んでいました。

学童を利用する子ども：
「（お父さんとお母さんは）仕事」

　この日、学童に来た子どもの保護者は多くが仕事だということです。

　船方学童保育所の指導員、稲垣亜由美さんの小学生の娘も別の学童に行っています。

船方学童保育所 稲垣亜由美さん：
「我が子は学童に行って、私もこっちで働くという感じ。夫も仕事なので。 (学童で)みんなで生活できるところが、娘もこの子たちも好きで良かった」

　子どもたちを見守る指導員は現在最低でも3人で、急遽専門学生のアルバイトに頼みました。

稲垣さん：
「学生にも声をかけるけど『学校なので』という人が多いので、人材確保的には学童として大変。小学生がいる指導員の人は『休まないと』となるので逆に学生に頼るしかない。大学も休みにしてくれたらいいのに」

　たくさん動いた後はお昼ごはん。

「仕事に行く保護者に負担をかけたくない」という思いから保護者の手作り弁当ではなく指導員が作りました。

学童を利用する子ども：
「（学童は）みんなと遊べるからいい」

稲垣さん：
「きょうは(娘の学童の)人がいないので (娘に)弁当を作ってと言われて朝から(娘の)弁当を作って、ここでご飯を作る日です。よかったです完食してもらえて」

(11月24日15:40～放送メ～テレ『ドデスカ！＋』より)