愛知県内を中心にグループホームなどを運営する「恵」の施設で、運営の休止や開所の取りやめが相次いでいることを受け、障害者団体が県に要望書を提出しました。

　全国で障害者向けのグループホームなどを運営する「恵」は、利用者の食材費を過大徴収していたとして、愛知県や名古屋市などの調査を受けています。

　また、豊田市によりますと、市内の「グループホームふわふわ浄水」を今年で休止する届が市に出されています。

　こうした状況を受け、障害者の権利を推進する団体「愛知障害フォーラム」は、障害のある人の暮らしの場が無くならないようにすることなどを求める要望書を県に提出しました。

　また、県が設置する「愛知県障害者グループホーム問題連絡協議会」に参加できるよう求めています。

　県は要望書の内容を前向きに検討していくとしています。