空自基地近くに目標値超える井戸が集中 岐阜・各務原市のPFAS検出問題で県と市が水質検査

2024年2月8日 19:22
岐阜県各務原市の水道水から有機フッ素化合物・PFASが検出された問題で、県と市が行った水質検査の結果、目標値を超える井戸が航空自衛隊岐阜基地近くに集中していることがわかりました。
各務原市の水道水の水源である「三井水源地」では、発がん性が指摘されているPFASの値が、3年前から国の定める目標値を超えていました。

 これを受けて県と市は、三井水源地周辺の井戸や河川などで、水質検査を行っていました。

 その結果、国の目標値を超えていた井戸は、三井水源地に近い航空自衛隊岐阜基地の西側に集中していることが分かりました。

 なお現在、三井水源地から供給される水のPFAS濃度は活性炭の導入などにより、1月29日時点で1リットルあたり20ナノグラムで、目標値の50ナノグラムを下回っています。
 

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