「ぬかるみ防止」グッズが人気…梅雨・台風シーズン到来、ホームセンターに聞く売れ筋商品

2024年5月27日 16:44
東海3県は28日明け方から大雨に警戒が必要です。大雨対策グッズを名古屋瑞穂区のホームセンター「カインズ名古屋堀田店」で取材しました。
 梅雨や台風など雨対策が必要な季節。年々、対策グッズの売れ行きが伸びているそうです。

 「台風であったり集中豪雨もどんどん増えているので、ひとくくりとして『災害』とお客さんが捉えているので、こういった防災商品が売れています」(カインズ名古屋堀田店 山田丈さん)
 

有孔ゴムマット

ぬかるみ防止グッズに関心
 注目される商品を聞いてみると──

 「ゴムマットになっておりまして、雨が降ると水がたまって転倒してしまう可能性があるんですが、ゴムマットを敷いておくだけで滑りにくい素材になっているので、安全対策にも使われています」(山田さん)

 屋外のぬかるみやすい場所でのスリップ防止などに役立つゴムマットは、梅雨の時期になると購入者が増えるといいます。

 ほかにも──

 「雑草ストッパーという商品になりまして、本来雑草の抑制する商品ですが、浸水とか大雨の際に、ぬかるみの抑制効果もあります」(山田さん)

 本来は庭などの雑草防止のための商品。土の上にまいて水をかけると、表面が固くなることから、ぬかるみ対策としてもおすすめだといいます。

 さらに、建物の中に水が入ってしまう浸水被害。浸水すると家具や家電が使えなくなるなどその後の生活に大きく影響します。

 浸水被害を少しでも抑えるために使われる土のうも、需要があるそうです。
 

カインズ名古屋堀田店 山田丈さん

「日頃から備えを」
 買い物に訪れた人に大雨対策について聞いてみると──

 「東海豪雨を経験しているから、浸水しないように他より位置を高めに家を建てた」
 「特にどうしたらいいか分からない。雨雲レーダーとかネットで調べて、いつ雨がやむか、降ってくるかぐらいは見ています」

 カインズ名古屋堀田店では、梅雨シーズンに備え災害対策に関する商品展開を拡大していく予定です。大切なのは定期的な見直しと対策の継続だといいます。

 「過剰になりすぎない程度に、何か起きたときのことを想定して常日頃から備えていただくのが大切」(山田さん)
 

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