恵那市リニア工事現場から有害物質検出 JR東海から岐阜県への報告”1カ月遅れる”

2024年6月12日 00:04
 JR東海は岐阜県恵那市のリニア中央新幹線の工事現場で、国の基準を超える有害物質「六価クロム」が4月に検出されていたと発表しました。


 JR東海によりますと、恵那市武並町の長島トンネル工事現場にある観測用井戸から、環境基準の1.5倍の「六価クロム」が検出されました。

 水質検査の結果は4月30日に出ていましたが、工事の施工業者が基準を誤認し、基準値を超えていることに気が付きませんでした。

 JR東海は、検査結果が出ていたおよそ1カ月後の今月10日に事態を把握し、11日に岐阜県に対し正式に報告しました。

 岐阜県は、ただちに水質調査を実施し、地域住民に対して、結果が判明するまでの間、井戸水を飲まないよう呼びかけています。

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