岐阜県が“百貨店なし県”に…岐阜高島屋閉店で客も涙 2000人以上詰めかける

2024年8月1日 07:44
 岐阜県内唯一の百貨店岐阜高島屋が先月31日に閉店し、47年の歴史に幕を下ろしました。

 岐阜市の柳ケ瀬商店街にある岐阜高島屋は、1977年に開店しましたが、近年は収支の悪化傾向が続いていたことや、建物の老朽化などを理由に、閉店を決めていました。きのうは営業開始時から多くの客が訪れ、別れを惜しんでいました。

 各務原市から来た客「さびしいですね」「小さいころから来ていたので」

 岐阜市内から来た客「ああ、もうなんか泣けてきます。寂しい」「こんなに人がいるのがすごい。これがいつもだったらなと思いますけどね」

 岐阜高島屋橋本逸郎社長「誠に残念ではございますが、本日を持ちまして岐阜高島屋はこの地からなくなりますが、これからもずっと皆さまの思い出の中に生き続けることができましたら、私たちとして、これ以上の幸せはございません」「47年間ありがとうございました」

 午後7時に営業を終え、最後の瞬間を見届けようと詰めかけた2000人以上の客に見守られながら、47年の歴史に幕を下ろしました。

 中学生の娘を持つ母親「入園式も入学式もランドセルも筆箱も中学の制服もここ岐阜高島屋だった」「思い出をありがとうございました」

 岐阜高島屋の閉店で、岐阜県内から百貨店がなくなりました。

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