若者ら2500人以上犠牲の愛知・豊川海軍工廠空襲から79年 中学生が平和への決意語る

2024年8月7日 17:30
戦時中、兵器工場への空襲で若者ら2500人以上が犠牲になった愛知県豊川市で、平和祈念式典が行われました。
 79年前の8月7日、兵器工場だった豊川海軍工廠へのB29爆撃機などによる空襲では、学徒動員されていた10代の若者など、2500人以上が犠牲になりました。

 式典は、1995年に豊川市が「平和都市宣言」を行ってから毎年開催されていて、今年は約550人が出席しました。

 全員で犠牲者へ黙とうを捧げたあと、竹本幸夫市長が「平和宣言」を行い、市内の中学生が平和への決意を語りました。

 「人々が笑顔で安心して暮らせる世界が実現する日が来ることを心から祈って、今自分ができることを続けていきます」(豊川市立御津中3年 羽田野帆加さん)

 式典の最後に、参加者は追悼の献花を行いました。
 

これまでに入っているニュース

もっと見る

これまでのニュースを配信中