【台風10号】東海地方で30日午前にかけて線状降水帯の恐れ 台風接近は9月1~2日か

2024年8月29日 12:38
強い台風10号は、東海地方には9月1日から2日に接近する恐れがあります。
 29日の朝に鹿児島県に上陸した台風10号は、現在、九州北部をゆっくりとした速さで北上しています。

 そのあと台風はゆっくり東へ進み、日曜日から月曜日にかけて東海地方に接近する恐れがあります。

 東海地方では、今夜から30日の午前中にかけて線状降水帯が発生する恐れがあり、気象台では、警戒を呼びかけています。
 

名古屋地方気象台が利用を呼びかけたハザードマップのポータルサイト

気象台「2日ごろにかけて断続的に大雨の恐れ」
 東海地方への接近の可能性を受けて、名古屋地方気象台などが会見を開きました。

 「引き続き9月2日ごろにかけて、断続的に激しい雨が降って、広い範囲で大雨となるおそれがある。東海地方では、これまで降った大雨があるので、地盤が緩んでいるところもある。少しの雨でも、土砂災害の危険性が高まるおそれがある」(名古屋地方気象台 吉村香さん)

 会見では避難経路の事前の確認や、自治体の避難情報に注意して早めの行動をとるよう呼びかけています。
 

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