犬山市の小1女児暴行死事件で市が内部検証会議 第三者を交え再発防止策など検討

2024年8月29日 19:28
愛知県犬山市で小学1年生の女の子が暴行を受けて死亡した事件について、市による検証が始まりました。

女児死亡事件を受けて会見する犬山市の関係者(7月18日、犬山市役所)

 犬山市の小学1年生の島崎奈桜さん(7)は5月、腹部のけがによる敗血症性ショックで死亡し、母親の内縁の夫、倉田凱容疑者(32)が傷害致死の疑いで、母親の島崎みなみ容疑者(33)が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕・起訴されました。

 犬山市はこの事件について、直接関わりがあった市の担当者を交えた自己点検による再発防止策や改善策を検討するため、29日、内部検証会議を初めて開きました。

 内部検証会議は、市の教育委員会のほか、児童虐待防止の啓発活動を行う団体の代表や弁護士といった第三者を含めた8人で構成されています。

 第1回目の会議は非公開で行われ、検証方法やスケジュール、ヒアリングの対象者などについて話し合われたということです。市は11月中に最終報告書を出すとしています。

 また愛知県も再発防止策を検討するため、第三者による検証委員会を設置し、30日に初会合があります。
 

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