台風で停電したらどうする? 熱中症に備えを、携帯発電機の屋内使用は危険

2024年8月30日 18:15
台風10号の接近で懸念される「停電」。停電した家での生活で注意したいことを紹介します。

停電時の熱中症対策

 まずは「熱中症対策」です。

 保冷剤などを冷凍しておく、小型の扇風機をフル充電しておくなど、冷却グッズを用意してください。

 水を入れたペットボトルを凍らせておくという、手軽な備えを環境省が紹介しています。飲み水としても、首やわきの下、足のつけ根などにはさんで体温を下げることにも使えます。

 また、濡れたタオルを用意しておくことで、タオルを肌に当ててうちわで仰ぐことで、熱を放散させることができ、熱中症予防に役立ちます。
 

携帯発電機は屋内で絶対に使わないで

携帯発電機は屋内で絶対に使わない
 そして、使い方を間違えれば死亡事故につながるものもあります。
 
 NITE(ナイト=製品評価技術基盤機構)は、携帯発電機に関する注意を呼びかけています。

 携帯発電機の排出ガスには一酸化炭素が含まれていて、停電時に屋内で使用して事故が相次いでいます。

 今回の台風10号でも、停電した鹿児島県内で60代の夫婦が一酸化炭素中毒で病院に搬送される事故が起きていて、NITEは屋内では絶対に使わないよう呼びかけています。
 

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