ブラックサンダー発売30周年、「ザクザク感2倍」にリニューアル 愛知生まれの人気チョコ菓子

2024年9月3日 17:53
愛知生まれの人気のお菓子、ブラックサンダーが発売30周年を記念してリニューアルしました。どう変わったのでしょうか?
 ザクザク食感と、ココアクッキーのほろ苦さがくせになる「ブラックサンダー」。

「食感を強化したココアクッキーを新たに開発しました。今までのココアクッキーの2倍の食感の強さを持っています。ザクザク食感が、ザックザク食感になりました」(有楽製菓マーケティング部 杉田晶洋さん)

 ブラックサンダーの食感の要となるのが、プレーンビスケットとココアクッキー。今回はここに、ザクザク感を2倍に強化したココアクッキーを追加しました。
 

2009年に生産1億個を超えたブラックサンダー

一度は生産中止、一躍人気のお菓子に
「お菓子だけにとどまらず、調味料もザクザク食感のものが増えていて、食感にフォーカスした商品開発が盛ん。ブラックサンダーは『圧倒的ザクザク感』というキャッチコピーで売り出したのですが、本当に思ってもらえるザクザク感になっているだろうか…。もう少し食感を訴求した方が喜んでもらえるんじゃないか」(杉田さん)

 ブラックサンダーが誕生したのは、1994年。愛知県の豊橋工場で開発されました。当時、サクサクとした軽い食感が一般的だったお菓子業界では売れず、一度は生産中止に。

 しかし、残った商品を販売する中、徐々にファンが増え生産再開。

 2009年には、1億個を突破!

 2年後には愛知県豊橋市に工場が新設され、海外への輸出も開始。一躍、人気のチョコレート菓子になったのです。

「ザクザク食感のパワーアップをきっかけに、前よりおいしくなった、また食べ続けようと思ってくれたらうれしい」(杉田さん)
 

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