ＪＲ貨物の車両のデータの改ざんを受けて、ＪＲ東海が車両の組み立て作業の点検を行ったところ、11本の車輪の軸で圧力の値が目安を超えていることが分かりました。

　ＪＲ東海によりますと車輪の軸の点検は、新幹線で約8000本、在来線で約3880本で実施されました。

　データはすべて正しく記録されていたということです。

　在来線の車輪の軸のうち、社内で定めた圧力の目安の値を超過しているものが11本見つかったということです。

　ＪＲ東海は、「目安の値を超えていても安全は確保されている」としています。

　念のため、該当する車輪の軸を使っている特急列車「しなの」「ひだ」などは交換作業を行っていて、14日は車両の数を減らして運行するということです。