名古屋市の河村市長が歌手デビューをしたことについて、愛知県の大村知事が怒りをあらわにしました。

名古屋市の河村市長は、自ら作詞を手掛けた楽曲「何をやってもしかられる」で歌手デビューしました。

この歌手デビューについて、愛知県の大村知事は18日の会見で、名古屋のＰＲにはなっていないとした上で「歌詞が自虐的だから名古屋を貶めている。名古屋市民は河村市長の愚痴を聞きたくないと思う」と怒りをあらわにしました。

また歌詞が自虐的なことについて「そんなにいやならお辞めになってはいかがですか」「やめろといっているわけではなくお勧めします」と述べました。

この大村知事の「お辞めになったらいかがですか」発言を受け、河村市長は会見を開き「自身の気持ちを言うのはいいが、根本的に間違っている」と反発しました。そして市長の職について「そんなことでは辞めない」と話しました。

また自身の歌手デビューについては「市民のためになるという気持ちで歌っているため公務であるという位置づけは変わらない」と強調しました。