秋サケとイクラが歴史的不漁、東海地方でも高値 気になる今後は?

2024年9月24日 17:57
脂がのっておいしい旬の秋サケ。今年は歴史的な不漁で、イクラにも影響が出ています。名古屋市で近海魚の仲卸業をしている丸二水産などに聞きました。

秋サケの取引価格と今後の見通し

 10月のイクラの卸売価格(東京都中央卸売市場)は、2019年は1キロ4740円でしたが、2021年には8312円に。コロナ禍でいったん落ち着きましたが、その後は上昇傾向で、今年はさらなる高値が予想されています。

 丸二水産によりますと、今年の秋サケの取引量は前年の約半分。取引価格は前年より4割~5割高いそうで、少なくて高いということになっているそうです。

 社長は「去年も高かったが、今年の状況には驚いている」とコメントしています。

 気になる今後については、北洋共同漁業部(北海道)の伊藤正吉社長によりますと、「今週はオホーツク海全体でサケが獲れ始めてきている。漁獲量が安定すれば価格も落ち着くかも」ということです。
 

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