河村前市長の衆院選出馬に伴う名古屋市長選挙の日程が11月10日告示、24日投開票に決まりました。

　公職選挙法によりますと15日、河村前市長が衆議院選に立候補を届け出て、自動失職しました。

　このため、名古屋市長選挙は辞職届が選管に通知された10月11日から50日以内におこなわれます。

　選挙管理委員会は15日、具体的な日程について協議し、11月10日に告示、24日に投開票を行うことを決めました。

　市長選を巡っては、自民党名古屋市議団が横井利明市議（63）に出馬を要請していましたが、関係者によりますと、14日の会派の臨時総会で、党本部の判断により、横井市議の擁立を断念することが発表されたということです。

　「今日まで政策をかなり詳細に作ってきました。党本部の強い意向がありましたけれども、私としては極めて残念です」（自民党 名古屋市議 横井利明氏）

　名古屋市長選には、これまでに大塚耕平氏（参院議員）、広沢一郎氏（地域政党「減税日本」副代表）、尾形慶子氏（政治団体「緑の党 グリーンズジャパン」共同代表）、西田礼孝氏（政治団体「学生党」代表）が立候補を表明しています。