27日に投開票の衆議院選挙。16日から期日前投票が始まりました。名古屋市の中区役所では30分前に投票所の入り口前に並んでいる人も。

　期日前投票所は、愛知県で172カ所、岐阜県で194カ所、三重県で98カ所に設置されます。

　そのうち名古屋市の中区役所では30分前に投票所の入り口前に並んでいる人も。話を聞いてみると――。

Ｑ.区役所には何時から
「午前7時45分から。（ゼロ票確認？）そうですね。過去に何回か経験しているので今回も一番最初に行こうかなと」（20代）

　「ゼロ票確認」。公職選挙法では「投票箱が空であることを投票に来た有権者の前で確認すること」が決められています。

　そのため、投票日や期日前投票の初日は最初に投票所を訪れた人が、投票用紙が入っていない”空”の投票箱を見ることができます。

　”空”の投票箱を見れるのは貴重だとして選挙中、SNSでは「#ゼロ票確認ガチ勢」などで盛り上がることも。

　午前8時半、先頭に並んでいた人は投票用紙に名前を記入し、投票箱の前へ。ゼロ票を確認し、投票を無事に終えました。

Q.投票を終えてどうですか
「達成感がありますね。空の箱を見れたのは一番大きい。普段見ることができないので。自分が応援している党の人が当選して、その人が日本をよくするためにしっかりと働いてほしい」（20代）

　期日前投票は一部を除き、投票日前日の26日(土)まで行われます。

　投票の際、どこを判断にするのか名古屋の街で聞いてみました。

「いま願いたいのは経済対策、物価が高いから。もの1つを買うのに（物価高を）本当に感じる、どこかの党で3年間消費税ゼロなどをやっているのでひかれる」（70代）

Ｑ.興味があるのは
「教育ですかね。小さい子たちが遊べるところが増えたらなと思います」（30代）

「やっぱり教育とか、子育てとか…。孫たちがいるから、これからのことを考えると。ちょっと心配」（60代）

　「政治とカネ」の問題については――。

Ｑ.自民党の対応をどう見ている
「甘いのではないか。説明不足で国民は納得できていないと思いますよ」（70代）