家族写真で作る「防災キーホルダー」 災害時に離れ離れになった小さな子と親をつなぐ手掛かりに
2024年10月17日 14:17
七五三を前に、早めに写真撮影を済ませておきたい…という子育て世帯も多いのではないでしょうか。健やかな子どもの成長とともに残しておきたいのが家族写真。そんな家族写真を使って防災グッズを作り始めたフォトスタジオを取材しました。
「家族日和」が普及させたい“防災キーホルダー”(5cm×3.5cm)
名古屋市千種区にある「家族日和 名古屋店」。主に、子ども向けの記念写真を撮影しているフォトスタジオで、9月にオープンしたばかり。
ここでは、「パパとママも一瞬しかない子どもとの思い出を残してほしい」という思いから、すべての撮影プランで家族写真を撮影しています。
「子どものかわいらしい姿とともに家族のあたたかさを写真で残してほしい」(「家族日和」フォトグラファー 日裏賜愛さん)
そんな家族写真を大切にしているフォトスタジオが、16日に「防災キーホルダー普及撮影会」を開催しました。
「今年1月の能登半島地震などがあり、防災意識が高まってきていると思う。子ども向けのフォトスタジオなので、なにか子どもの役にたてることはないかと考え、防災キーホルダーを作成するための撮影会を企画しました」(「家族日和」日裏さん)
ここでは、「パパとママも一瞬しかない子どもとの思い出を残してほしい」という思いから、すべての撮影プランで家族写真を撮影しています。
「子どものかわいらしい姿とともに家族のあたたかさを写真で残してほしい」(「家族日和」フォトグラファー 日裏賜愛さん)
そんな家族写真を大切にしているフォトスタジオが、16日に「防災キーホルダー普及撮影会」を開催しました。
「今年1月の能登半島地震などがあり、防災意識が高まってきていると思う。子ども向けのフォトスタジオなので、なにか子どもの役にたてることはないかと考え、防災キーホルダーを作成するための撮影会を企画しました」(「家族日和」日裏さん)
撮影会の様子(右がフォトグラファーの日裏賜愛さん)
災害時などに小さな子どもが迷子になったら…
「家族日和」が提案する“防災キーホルダー”とはどんなものなのか。
表は家族写真。裏には、子どもや保護者の名前・連絡先を書けるようになっています。
自分の名前や家族のことをうまく説明できない1~3歳くらいの幼い子どもが、災害などに巻き込まれ家族とはぐれてしまった時、周囲の大人がキーホルダーを手掛かりに、家族と連絡が取れることを目的にした防災グッズです。
「子どもが身に着けやすい大きさのキーホルダーにした。子ども1人になってしまった時に、お母さんお父さんの顔が写真にあることで安心できる効果もあると思う」(「家族日和」日裏さん)
表は家族写真。裏には、子どもや保護者の名前・連絡先を書けるようになっています。
自分の名前や家族のことをうまく説明できない1~3歳くらいの幼い子どもが、災害などに巻き込まれ家族とはぐれてしまった時、周囲の大人がキーホルダーを手掛かりに、家族と連絡が取れることを目的にした防災グッズです。
「子どもが身に着けやすい大きさのキーホルダーにした。子ども1人になってしまった時に、お母さんお父さんの顔が写真にあることで安心できる効果もあると思う」(「家族日和」日裏さん)
「家族の思い出に」と写真を撮る様子
記念写真で防災について考えるきかっけに
16日に開かれた「防災キーホルダー普及撮影会」。気軽にキーホルダーの作成に参加してもらおうとこの日の料金は無料です。(通常1プラン2万9000円から)
午前10時すぎ、名古屋市内のスタジオをたずねると、撮影会に参加していたのは、小さな子どもを連れた3組の家族。子どもたちは、親の腕に抱かれながら楽しそうにカメラに向かい笑顔を見せていました。
「ちょうど子どもが1歳になったので記念もかねてきた。キーホルダーに家族の連絡先などが書いてあると、自分が倒れたりとか何かあった時の保険になると思う。子どものお菓子などを入れているカバンにつけたい」(1歳の娘と撮影に来た母子)
「どこで何があるかわからないし、安心材料になると思う。娘が3歳になり自分でカバンを持てるようにもなってきたので、カバンにつけておきたいと思う」(2歳の息子と3歳の娘と撮影に来た4人家族)
もしもの時に子どもを守る「防災キーホルダー」。個人情報が記載されているため、カバンの中の小物につけたり、普段は裏面にマスキングテープを貼って見えなくしたりして身に着けることを「家族日和」は勧めています。
「家族写真を通して少しでも防災意識を高めてもらえたらと思う。今後は、スタジオを飛び出してマルシェなどに足を運んで家族写真を撮るなどを検討している。“防災キーホルダー”の普及に努めていきたい」(家族日和 フォトグラファー 日裏賜愛さん)
(メ~テレ記者 福田真依)
午前10時すぎ、名古屋市内のスタジオをたずねると、撮影会に参加していたのは、小さな子どもを連れた3組の家族。子どもたちは、親の腕に抱かれながら楽しそうにカメラに向かい笑顔を見せていました。
「ちょうど子どもが1歳になったので記念もかねてきた。キーホルダーに家族の連絡先などが書いてあると、自分が倒れたりとか何かあった時の保険になると思う。子どものお菓子などを入れているカバンにつけたい」(1歳の娘と撮影に来た母子)
「どこで何があるかわからないし、安心材料になると思う。娘が3歳になり自分でカバンを持てるようにもなってきたので、カバンにつけておきたいと思う」(2歳の息子と3歳の娘と撮影に来た4人家族)
もしもの時に子どもを守る「防災キーホルダー」。個人情報が記載されているため、カバンの中の小物につけたり、普段は裏面にマスキングテープを貼って見えなくしたりして身に着けることを「家族日和」は勧めています。
「家族写真を通して少しでも防災意識を高めてもらえたらと思う。今後は、スタジオを飛び出してマルシェなどに足を運んで家族写真を撮るなどを検討している。“防災キーホルダー”の普及に努めていきたい」(家族日和 フォトグラファー 日裏賜愛さん)
(メ~テレ記者 福田真依)
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