当時11歳の児童を不当に働かせたとして逮捕された男性2人を不起訴処分 名古屋地検

2024年10月24日 23:09
 愛知県東海市の自立支援施設に入所する当時11歳の児童に、油圧ショベルを運転させて働かせたなどとして逮捕された会社経営者らについて、名古屋地検は不起訴処分としました。

 10月21日付けで不起訴処分となったのは、東海市の建設会社社長で自立支援施設を運営する46歳の男性と、取締役の38歳の男性です。

 警察によりますと、2人は2023年4月から2024年3月にかけて、会社の作業場で少年4人(当時10〜13歳)にトラックの荷下ろしなどをさせたほか、このうち当時11歳の男子児童に油圧ショベルを運転させ不当に働かせた、労働基準法違反の疑いで5月に逮捕されていました。

 少年たちは当時、社長の男性が運営するひきこもりや不登校の子どもを預かる自立支援施設に入所していました。

 名古屋地検は2人について、6月3日付けで処分保留のまま釈放していました。不起訴の理由は明らかにしていません。

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