ジュニアGPファイナル 伝説の大先輩に憧れるニューヒロインが躍進 

2024年12月10日 18:10
9日、幕を閉じたフィギュアスケートのグランプリファイナル。同じ日程で行われたジュニアのファイナルでは、ニッポン勢が快挙を達成!伝説の大先輩に憧れる、名古屋の中学生が躍進していました。
 ニッポン史上初!グランプリファイナルで表彰台を独占したジュニアのニッポン女子。

 その一人が、名古屋市出身のニューヒロインでした。

「魚沼産のこしひかりが好き。おかずの量にもよるんですけど2杯ぐらい食べたりします」
(和田薫子選手 グランプリ東海)

 和田選手は白米が大好き。

 名古屋の中学3年生、和田薫子選手。

 国際大会にデビューしたのは、わずか3か月前。

 人生初の海外だったにもかかわらず、優勝すると…。そのまま世界のトップ、6人しか出られないファイナルに進出しました。
 

浅田さんも所属したクラブ

きっかけは、ソチ五輪の浅田真央さんの演技
 和田選手がスケートを始めたのは5歳の頃。きっかけは、いまだ語り継がれる伝説の演技でした。

「ソチ五輪の浅田真央さんを見て、いつかあんな選手になりたいと思って始めました」(和田選手)

 憧れの浅田さんも所属したクラブの門を叩き、練習に打ち込んできた15歳。

 武器の一つが、「スピン」。通常の左回りをした後…。途中で右回りの「逆スピン」に切り替える。

 フィギュア界でもできる人が少ない、和田選手ならではの技です。

「ちっちゃい頃から結構スピンが好きなので、反対回りは遊びがてらやっていた。先生にできるなら皆やらないしやってみたらって言われて今年から入れました」(和田選手)
 

左回りからの右回りが武器

見事な逆スピンで、最高評価のレベル4を獲得
 ジュニアグランプリファイナルのフリーでは…。

 見事な逆スピンを披露し、最高評価のレベル4を獲得。

 憧れの浅田真央さんも世界一に輝いた舞台。

 表現力などを評価する演技構成点でも、トップの点数をマークし、初出場にして、銀メダルを手にしました。

「まさか表彰台に上がれるとは思っていなかったし、すごくいい経験になったので、良かったです」(和田選手)
 

和田薫子選手

来年の地元開催に闘志を燃やす
 来年のファイナルは地元・名古屋で開催。特別な大会に、早くも闘志を燃やしています。

「来年は地元でやるっていうのもあるので、絶対に出場したいっていう気持ちはありますし、そのためにももっとレベルアップしないといけないかなと思います」(和田選手)

 試合後、大好物について聞いてみると…。

 Q.「フランスでお米は食べた」
「いや、食べてないです。帰って食べたいなって気持ちもあるんですけど、フランスもすごく楽しいので、まだ帰りたくない気持ちもあります」(和田選手)

(2024年12月10日放送 ドデスカ+より)
 

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