新春の九州物産展が名古屋のデパートで始まりました。食品の価格が値上がりしている今、お買い得な商品も取り揃えられています。

　鹿児島の黒毛和牛のサーロインなど3種類の肉がたっぷりのった弁当に、博多といえば、やはり「明太子」。

　名古屋の名鉄百貨店で「新春 大九州展」が始まりました。

　九州の人気グルメやスイーツ、工芸品など55店舗が出店し、朝から大勢の買い物客で賑わっています。

　物産展の注目ポイントは――

　「名鉄百貨店の開店70周年記念なので、いつも以上の特別な商品を用意しています」（名鉄百貨店 物産展バイヤー 棚橋正明さん）

　去年、開店70周年を迎え、様々な企画を開催してきた、名鉄百貨店。

　この「大九州展」が、集大成のイベントということです。

　福岡県太宰府の名物「梅ヶ枝餅」は、毎月25日限定販売のよもぎ入りを販売。

　今が旬、福岡のブランドいちご「あまおう」がゴロゴロ入ったオムレットは、名鉄百貨店の物産展、初登場です。

　そして、食品の価格が値上がりしている今、お得な商品も――

　「朝1番の限定品で福岡のとりかわとか、人気の商品を通常よりも数量限定で、朝一番で安く出しています」（棚橋さん）

　福岡の名物の「とりかわ」は、1日30パック限定で2割引で販売。

　長崎の対馬の海でとれた、肉厚でとろとろの煮穴子ちらしも2割引に。

　さらに、これでもかとウニがのせられた、大分のうにづくし丼は、540円お得になっています。

　「名鉄百貨店の物産展の中では、トップ3に入る人気催事。現地まで行くのは大変だと思うので、ぜひ名鉄百貨店で九州旅行を楽しんでいただきたいと思います」（棚橋さん）

　「新春 大九州展」は、14日火曜日まで開催されています。