御嶽山の火山性地震 21日は1日で296回観測 気象庁「噴火警戒レベル2は継続」 

2025年1月22日 17:04
気象庁は、22日午後4時、御嶽山では火山性微動があった21日、火山性地震が1日に296回あったと発表しました。

気象庁提供

 御嶽山では21日午後4時6分に火山性微動が発生し、山頂方向が隆起する地殻変動が発生しました。

 山頂付近を震源とする火山性地震も増加し21日は1日で296回あったということです。

 御嶽山の火山性地震は火山活動が活発化した2024年の年末から始まり、1日に数回から10回程度で、多い日でも27回でした。1日に300回近くなるのは初めてです。

 火山性微動はその後、観測されず、山頂方向が隆起する地殻変動は、ほぼ収まっているということです。

 火山性地震の回数も昨日より減少していますが、依然、やや多い状態です。22日は午後3時までに速報値で25回でした。

 気象庁は、「火口周辺情報噴火警戒レベル2火口周辺規制」は継続するとしています。

 次の御嶽山に関する新しい解説情報は、23日午後4時頃に発表の予定で、火山活動の状況に変化があった場合には、随時伝えるとしています。
 

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