リニア工事現場の真上の市道が沈下 岐阜・中津川市長「交通に支障のないように対応を」

2025年1月23日 17:27
岐阜県中津川市にあるリニア中央新幹線のトンネル工事現場の真上にある市道で沈下が確認された問題で、中津川市長はJR東海に対し、交通に支障が出ないよう対応を求めました。
 中津川市内の駒場トンネルの工事現場の上にある市道では、1月20日時点で最大3.36cmの沈下が確認されました。

 これを受け、中津川市の小栗仁志市長は、23日の会見で、JR東海に対応を求めました。

 「沈下している現実があるので、JR東海には対策と地域住民に丁寧な説明していただく。しっかり現状の観察して、市道なので、交通の支障のないよう対応していただきたいと思っています」(中津川市 小栗仁志 市長)

 JR東海は、今回の沈下について「おそらく工事の影響によるもの」として駒場トンネルの掘削を一時中止し、地盤の補強工事などを進めるとしています。

 また、市によりますと、2020年1月にもリニアの別のトンネル工事現場の上にある市道で、最大4cmほど沈下したケースがあったということです。
 

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