プロサーファー都築虹帆(21) 初日の出に誓うロサンゼルスオリンピック出場

2025年1月30日 17:47
海外で活躍を続ける愛知のプロサーファー、都築虹帆選手。久しぶりに日本で過ごすお正月に密着しました。

都築虹帆選手(21)

 2025年、元旦。

 地元・田原の海で新年を迎えたのはサーフィンの都築虹帆選手、21歳。

 各国のプロサーファーが集まるリーグで、 アジアトップの成績を収めたこともある日本のトップ選手の一人です。

 「日本のお正月が好きすぎて、今年は意地でも日本に帰ると決めていた。去年の目標がきょう達成された」(都築選手)

 一年の半分以上を海外で過ごす彼女にとって、日本での年越しはなんと5年ぶり。

 今年の正月は大好きな田原で貴重な時間を過ごしていました。
 

都築選手

「ぽっかり心に穴が開いた感じ」
 約一年前、夢に見ていたパリオリンピック出場を逃した都築選手。

 「ぽっかり心に穴が開いた感じ。悲しい悔しい怒れるみたいな、ぐちゃぐちゃな感情になった」(都築選手)

 それでも、テレビで目にしたライバルの雄姿がポジティブにさせてくれました。

 「心底悔しくて、試合も見られないと思っていたけど、心の底から応援していたし、感動をもらったし勇気をもらった」(都築選手)
 

パリから約一か月後に開かれた国際大会で優勝

悔しさをばねに
 悔しさをばねに、再び歩みだした21歳。

 持ち味である攻めのサーフィンに磨きをかけ、パリから約一カ月後に開かれた国際大会で優勝。

 その後も、世界を股にかけ活躍しつづけました。

 「自分の心も技術的な面でも、(2024年は)進化できた一年だった」(都築選手)
 

手作りの伊達巻を披露する都築選手

正月は地元でリラックス
 疲れた体を養うため、正月は地元・田原でリラックス。

 久しぶりに家族で囲んだおせち料理。

 初めて作ったという伊達巻は上々の評価をもらいました。

 日本での正月でリフレッシュした都築選手。

 見据えるのは、もちろん3年後のロサンゼルスオリンピックです。

 「ロス五輪出場を最高の目標にしているし、これだけ悔しい思いとか悲しいきつい思いがあったからこそ、その目標がより輝くのでロス五輪しか見ていない」(都築選手)

 (1月30日15:40~放送メ~テレ『ドデスカ+』「じもスポ!」コーナーより)
 

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