新シーズンの鍵を握るドラゴンズの井上一樹監督に、メ～テレが単独インタビューしました。沖縄キャンプの注目ポイント、そして開幕投手などについて聞きました。

Q.キャンプ3日目ですが、手応えはいかがですか？

「天気がもう少しカラッと晴れてくれればいいんですけど、選手たちはギラギラな目をしながらやってくれていると思います」(井上監督)

Q.選手たちの表情は？

「近くに行くと『何かアピールしろよ』っていうことを踏まえて急に声が大きくなったり、グローブを叩いたり、バットをギュンギュン振り始めたりとかしますけどね。そういったところがまたかわいいんですけどね」

Q.それでいてサバイバルの状況もあるが、その辺りは難しい？

「サバイバルをしなさいとうたっているので、どんどん競争意識は持ってほしいと思います」

Q.高橋宏斗投手が以前、いま過去で一番調子がいいと話していました。監督から見てどうですか？

「この前ブルペンで投げている時は、だいぶストレスたまってるなと思いましたけど。投げたあとに『うわー』とか言ってましたから。でも、本人が調子がいいと思うのが一番だと思います。彼は軸で回ってもらわないといけないピッチャーですから、期待は大きいですね」

Q.高橋投手は開幕投手に立候補していますが、開幕投手はどのぐらい決まっている？

「高橋宏斗なのか、はたまた…というのもちょっとあるんですよ、僕の中では。選手はやりたいでしょうね。オープニングゲームのピッチャーは特別ですから。宏斗はいま候補筆頭であることは間違いないと思います」

Q.高橋投手は昨シーズン12勝でしたが、どんなことを求めたい？

「まだ宏斗は22歳ですけど、どんどんうちの投手陣を引っ張ってくれる、イコール、チームが本当に『宏斗が投げるから勝てる』っていうものを、今年気づいてもらいたいなと思いますね」

Q.高橋投手が井上監督について「去年2軍にいるとき、自分が一番つらい時に声をかけてくれた存在でもある。すごく心強い」という話もしていました。声がけについては今シーズンどう考えている？

「宏斗は昨年の春先は全然だったんで。1からやらないと本当にお前はあと何年野球やりたいんだというところから話をしたんですけど、将来的には世界に羽ばたくぐらいのピッチャーになってもらわなきゃいけないので、ここを無駄にするなよと。去年その効果があってかどうかわかりませんけど、12勝を積み上げましたので。今年はもうピッチャーのタイトルを総なめするぐらいな気持ちでいけよと、また発破かけたいと思います」

Q.気になるのはドラフト1位の金丸夢斗投手ですが、いまどうご覧になっていますか？

「ちょっと北谷に呼ぶかどうかも迷ったんですけど、いまは読谷のほうで落合2軍監督からもいい報告を受けてますし、何も心配ございませんというようなことを聞いてますので。そのうち僕が読谷に向かって見るのか、それとも金丸夢斗を『北谷に来いよ』とするのか、近々考えたいと思います」

　沖縄キャンプでは、限定グッズも購入できます。

　井上監督直筆のマフラータオルは2200円。「ドアラの耳」は2500円、ドアラのアクリルスタンドは1320円。その他の商品も、順次オンライン公式ショップで購入が可能だということです。

(2025年2月3日放送 メ～テレ『ドデスカ＋』より)

※高橋宏斗投手の「高」は正しくは「はしごだか」です。