今の時期は雪の地域には行かないよ、という人も、この先気温の低下で、車の窓ガラスが凍結する可能性があります。この凍結した窓ガラス、皆さん、どう対処していますか？実は、絶対にやってはいけないNG行動があるんです。

　6日にかけて「最強寒波」により、この地方でも強い冷え込みが予想されています。

　そんな中、注意したいのが「車の窓ガラスなどの凍結」です。

　凍結してしまった場合、みなさんどう対処しているのか。

　ウルフィアプリで約1万人にアンケートをとったところ、最も多かったのが「車のデフロスター機能を使う」で、次いで「お湯をかける」という結果になりました。

　では実際、どの方法が最も効果的なのか、名古屋市港区にある「スーパーオートバックスNAGOYABAY」で聞いてみました。

　まず、絶対にやってはいけない行動があるといいます。

　「凍ってしまった場合、お湯をかけるのは絶対NG。温度差で割れてしまうので、お湯をかけるのは必ず止めてもらいたい」(スーパーオートバックスNAGOYABAY　藤井啓太さん)

　ガラスのコップにお湯を入れて、割れてしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか？

　温度差によってガラスが割れる現象は、フロントガラスでも起こることがあります。

　また凍結したガラスにかけた水分が、すぐ凍り付く可能性もあるため注意が必要です。

　「特に朝の時間がない時などは、こういった窓ガラスの氷や霜を溶かす解氷剤をおすすめしている」(藤井さん)

　JAFの実験映像では、凍ってしまったフロントガラスに解氷スプレーをすると、ものの1分ほどで完全に氷が解けました。

　また車に付いている、あるボタンを押すのも有効だといいます。

　「車の暖房やデフロスターといって、フロントから温かい空気を当てるモードがあるので、それで解かしてもらうのが一番ですね」(藤井さん)

　デフロスターを使うと、10分ほどかかるものの氷が溶ける様子が確認できました。

　「凍る可能性がある日に関しては、朝に解氷剤などを準備してもらって、早め早めに行動を取ってもらうのが良いかと思う」(藤井さん)