東海道新幹線では初めての特別塗装の車両がお披露目されました。描かれたのはディズニーの世界です。

　ミッキーマウスも駆けつけて、静岡県浜松市にあるJR東海の工場で17日お披露目されたのは、世界でたった１編成だけの東海道新幹線、「Wonderful Dreams Shinkansen」です。

　「この特別な新幹線に乗るお客様の旅の思い出が、よりすばらしいものになれば幸いです」（オリエンタルランド　吉田謙次社長）

　車体に描かれているのは、塔の上のラプンツェルに…ピーターパンと、アナと雪の女王。

　去年6月に東京ディズニーシーにオープンした新エリア「ファンタジースプリングス」をテーマにした特別塗装を施しました。

　グリーン車と７号車以外の車両の座席につけられた特別なヘッドカバーに加え、車内チャイムも塔の上のラプンツェルの楽曲が。

　一体なぜ、このようなコラボが実現したのでしょうか。

　「60年の歴史の中で特別塗装の新幹線が誕生するのは初めてのこと。名前の通りより多くのお客様が乗って夢の中にいるような気持ちになって、東京ディズニーリゾートを訪れて楽しんでいただけたら」（JR東海　丹羽俊介社長）

　東京と新大阪の間で、主に「ひかり」「こだま」号で運行します。

　第１便は21日の朝、名古屋駅から出発します。