家計助かる!540円で「野菜詰め放題」 野菜の価格高騰が続く中、お得に買い物 愛知県内のスーパー

2025年2月19日 17:14
野菜の価格高騰が続いていますが、愛知県内のスーパーで楽しみながらお得に買い物ができる企画が始まりました。
 愛知県岡崎市のピアゴ上和田店。

 「トマト、キャベツ、白ネギなどたくさんの野菜が並んでいます。野菜の詰め放題が行われるということでお店の前には長い列ができています」(記者)

 みなさんのお目当ては「野菜の詰め放題」。

 駆けつけた人たちは、あの手この手で詰める!詰める!!詰める!!!

 「エノキで囲って空洞を作って、中にシイタケを入れてエノキでふたをする」(客)

 Q.コツとかありますか
 「隙間をなくすことです。隙間をピーマンで埋めれば何とかなります」(客)

 みなさん、独自のテクニックを生かし、これでもかというほど袋に詰めていきます。

 袋からはみ出ていても、店員のチェックをクリアすればOK。中には花束のようにして袋の倍以上の高さの野菜を詰めた強者も。

 料金は、スーパーの無料アプリに登録すれば、わずか540円。

 「野菜が高いから助かります。長いもが一番単価が高いといわれたので、長いもをいっぱい入れました」(客)

 野菜の価格高騰が続く中、家計も助かる「詰め放題」。

 スーパー側のねらいは――

 「毎月、毎月値上がりのニュースがあって、3月も4月も値上がりの傾向がある中で、お客さんの財布のひもは固いと感じます。まずは店にきてもらいたい。お客さんに楽しんでもらいたい」(ピアゴ上和田店 鍋川原宏和 店長) 
 

合わせて約2500円分の野菜を詰めることに成功した記者

どれぐらい詰められるか記者が体験
 農林水産省によりますと、野菜の品目別の全国小売価格は、平年と比べてキャベツが約2.6倍、ネギやニンジンが約1.4倍などの高値となっています。

 去年夏の高温や、年末年始に雨が少なかった天候不順などが原因とみられています。

 そんなイマだからこそ、よりお得感のある「野菜の詰め放題」。

 実際にどれぐらい詰められるのか、メ~テレの記者も体験しました。

 「まずは土台をつくりたいので作れるような野菜から入れたいと思います」(記者)

 まずは、ニンジンを使い土台を作ることにしましたが――

 「ニンジン絶対後のほうがいい気がする…やり直したい…」

 悪戦苦闘しましたが、何とか土台を作り、19日の目玉商品だったキャベツもゲット。

 最終的にはキュウリを9本。ジャガイモを7個に加え、大物の白ネギなども手に入れ、合わせて約2500円分の野菜を詰めることに成功。

 詰め放題の料金を差し引いてもなんと2000円ほど、お得に野菜をゲットしました。

 「詰め放題自体で利益は求めていない。上和田店に来てもらえる来店動機と楽しんでいただけるのを主にやっているので」(鍋川原店長)

 野菜詰め放題はアピタ・ピアゴの一部の店舗で行われています。
 

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