「三重県知事の言動はパワハラに該当しない」と結論付けた調査報告書が公表されました。

　去年7月、三重県のハラスメント相談窓口に一見勝之知事の秘書官に対する発言などが「ある種のパワハラではないか」などと県職員から相談がありました。

　このため県は外部委員に委託して調査を行い、4日報告書が公表されました。

　報告書によりますと、知事や関係職員およそ60人にヒアリングを行った上で、知事の言動について「職員の勤務環境が害されるものとまで判断できない」として、「パワハラには該当しない」と結論付けました。

　これを受け一見知事は「職員とのコミュニケーションを丁寧に図りながら、県民のために職務を遂行します」とコメントしています。