三重県紀宝町の果樹園では春のミカンとして知られる「カラマンダリン」の収穫が最盛期を迎えています。

　カラマンダリンは温州ミカンとキングマンダリンを交配した品種で、強い甘味と程よい酸味が特徴です。

　日本では栽培されている量が少なく、高級ミカンとして知られています。

　紀宝町の石本果樹園では、約50本の木が栽培されており、収穫の最盛期を迎えています。

　7日は、4人の従業員によって収穫作業が行われ、出来ばえを1つ1つ確認しながら丁寧に収穫していました。

　今年は天候にも恵まれ、甘くて美味しいカラマンダリンに仕上がったということです。

　収穫作業は4月下旬まで続きます。