ドラゴンズの若きエース・高橋宏斗の自覚と同学年選手への思い「一緒に20代を引っ張っていく」

2025年4月10日 17:16
ドラゴンズ、高橋宏斗投手。開幕投手を任された竜の若きエースに芽生え始めた思い、そして、同じく注目を集める“あの”同学年ピッチャーについて語りました。

高橋宏斗投手

 「ずっとあのマウンドに立ってみたいという思いはあったし、実現できるような立場になって、マウンドに立たせてもらえたのは、すごくありがたい」(高橋宏斗投手)

 3月末の開幕戦。念願の開幕投手を初めて務めた、愛知県尾張旭市出身、高橋宏斗投手、22歳。

 井上ドラゴンズ、記念すべき初陣を託されたマウンドでした。

 しかし、昨シーズン日本一、DeNAの強力打線を止められず、6回途中、5失点。悔しさが残りました。

 「勝ちたかったなという率直な思いと、開幕戦を取れていたら今のチーム状況も変わっていたかもしれないし、今後の登板であの悔しさがあったからと言われるようなピッチングをしたいです」(高橋投手)
 

誕生日に、タカノフルーツパーラーのケーキをプレゼントされた高橋投手

普段は天真爛漫な高橋投手
 普段は、天真爛漫なキャラクター。

 誕生日に、タカノフルーツパーラーのケーキをプレゼントされた時には――

 「どこで買ってきたんですか?」(高橋投手)
 「松坂屋、タカノ」(スタッフ)
 「タカノさん、ありがとうございます。タカノさんが買ってきてくれたんですか?」(高橋投手)

 天然発言もしばしば。

 そんな高橋投手がシーズン前に常々口にしていたのは、開幕戦への強い思いでした。
 
 「チームを勝たせたいという気持ちが一番。まずは僕が必ずチームを勝たせます。あとは僕がやるだけ。勝つための準備はできている」(高橋投手)
 

高橋投手

「チームを引っ張る」という自覚、言動に変化
 その裏にあったのは、「チームを引っ張る」という自覚でした。

 「言ったからにはやらないといけないという思いはあるし、それを結果でいろんな人に示していかないと、誰もついてこないと思う。今後の自分へのプレッシャーになるし、大事なところではあると思います」(高橋投手) 

 変化をしているのは、発言だけではありません。

 今年の沖縄キャンプでは、毎朝、誰よりも早く球場入り。

 全体練習前に欠かさず同じトレーニングを行い1日をスタートさせていました。

 大切にしているのは、準備への意識。

 「毎日同じ体をつくるというのは、本当に大事だと思うし、10試合15試合投げると、体の疲れも出てくるので、同じトレーニングで、同じ体の状態をつくることができれば、投球に対してのムラが減ってくるかなと思います」(高橋投手)
 

濱田隼アナウンサーとプライベートでも仲良しな高橋投手

濱田アナと仲良し
 高橋投手と言えば、濱田隼アナウンサーとプライベートでも仲良し。

 昨年末のドラゴンズ特番では、濱田アナおすすめのお店で、高橋投手の好物・オムライスを一緒に食べました。

 Q.あれからオムライスは食べた
 「食べていないです。あの大盛りオムライスがまだ胃の中にいるので、まだおなかいっぱいです」(高橋投手)

 ロケで食べたオムライスはデミグラスソースでしたが、実はケチャップ派なんだとか。

 「ケチャップ派ですけど、それを上回ってくるくらい本当においしかったので、濱田さんはちょっと残していたけど、僕は完食したのでどうなのかなと」(高橋投手)

 「きょう濱田アナは今何しているんですか」(高橋投手)
 「今は生放送中」(スタッフ)

 ということで、濱田アナがVTRで質問。
 「大野投手、柳投手、小笠原投手など先輩にかわいがられていた宏斗投手が、同期会をしたそうですね?同期の中ではどんな立ち位置?かわいい?リーダー?リーダーはないか」(濱田アナ)

 「なんか楽しそうですね、この人毎日。悩み事とかあるんですかね?ないか」(高橋投手)
 

ドラゴンズに入団したドラフト1位、金丸夢斗投手

同学年投手への思い
 同期入団の松木平優太投手に加え、注目のルーキー2人も22歳。

 同学年ピッチャー、4人の関係性は――

 「誰がリーダーとかはない。みんながよくしゃべるので、4人で集まることは本当に多くてみんな仲良し。全員先発ローテーションで回ることができれば、本当に強いチームになると思うし、若いと言っても本当に実力がある3人なので、すごく楽しみです」(高橋投手)

 中でも気になるのが、4球団強豪の末、ドラゴンズに入団したドラフト1位、金丸夢斗投手との仲。

 金丸投手の印象は――

 「みなさんがどういう印象を持っているか分からないけど、金丸投手もよくしゃべるし、たまにぶっ飛んでいるところがあるので、ちょっと面白い」(高橋投手)
 

金丸夢斗投手

“ぶっ飛んでいる”金丸投手を直撃
 “ぶっ飛んでいる”本人を直撃すると――

 「そのまま返したい。その言葉を。最初会った時は『こういう感じなんや…すご』と思って、ぶっ飛んでいるなと思いました。今まで出会った人とはまたちょっと変わったような人だったのでビックリしました」(ドラフト1位 金丸夢斗投手)

 3月末、2軍で実戦デビューをした金丸投手。

 高橋投手は、その様子をリアルタイムでチェックしていたと言います。

 「そのまま1軍で投げてくださいという球を投げているし、1軍で一緒に野球をできるのが楽しみで、僕も頑張っているので、負けないようにしないとなと思うし、一緒にドラゴンズの20代を引っ張っていきたいなと思います」(高橋投手)
 

高橋宏斗投手

「悔しさをバネに全力で戦い抜く」
 先週金曜日。今シーズン2度目の登板では、8回1失点の好投を見せるも、またも勝ち星はつかず。

 それでも、まだまだシーズンは始まったばかり。

 竜の若きエースが、これからもチームをけん引します。

 「『ドデスカ+』をご覧のみなさんこんにちは。中日ドラゴンズの高橋宏斗です。開幕戦、自分の思うような結果が出ませんでしたが、この悔しさをバネにシーズン通して全力で戦い抜いて、どんどん勝っていけるように頑張ります。応援よろしくお願いします」(高橋投手)

 (4月10日放送 メ~テレ『ドデスカ+』「じもスポ!」コーナーより)

 ※高橋宏斗投手の「高」は正しくは「はしごだか」です。
 

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